【電源が選べる】内照式のLED看板

内照式看板

「内照式看板」とは、内部から照明を当てて表示面を発光させる電飾サインのことをいいます。

一般的な用途としては、夜間(屋外)における使用があります。その他、室内においても表示内容を目立たせたり、装飾用のライトアップとしても広く活用されています。このページでは、内照式のLED看板についてご紹介しています。

LED看板の役割と用途

内照式看板2

内照式看板の主な役割は”表示物の視認性を向上する”ことにあります。

視認性の向上は、注目を浴びる=多くの人に見てもらう機会を創ることに繋がります。商業用途はもちろんのこと、案内板などのサービスや標識などの公共用途としても用いられます。

特に、屋外では夜間の視認性が著しく低下してしまうため、照明効果により表示内容を照らし出す必要があります。

外照式(アームライト等)との違い

アームライト看板

看板に照明を当てる方法には、大きく分類して「内照式」「外照式」があります。

“内照式”とは、上述した通り看板の内側から照明を当てて表示内容全面を照らし出す手法のことです。内照式看板は全体に照明作用が広がります。光ムラが生じ難く見え方が美しいというメリットがあります。一方で、一般的な価格は高めとなっています。

“外照式”とは、看板の内部から照らし出すのではなく、外側から表示面に向けてライトを当てる方法をいいます。アームライトなどの照明器具を用いてスポット的に照明を当てている看板です。外照式看板は、本体のコストが安く照明器具を自由に選択できるといったメリットがあります。他方で、照明の明暗が分かれてしまうため光ムラが生じやすい、導入工程がやや複雑になってしまうといったデメリットもあります。

当社の内照式LED看板

公園案内看板

当社が取り扱っている「内照式LED看板」は3種類の電源から電力供給が可能です。それぞれ、設置環境において適した電源をご選択いただけます。

1. コンセント(AC電源)

コンセント電源

配線ケーブルを用いてコンセントから給電する、最も一般的な電力供給方法です。

看板の設置場所近辺にコンセントが存在する環境であれば、この方法が最適だといえます。接続するだけで、安定的に電力を使用することができます。特に、コスト面や作業面などでメリットが多くなっています。

一方、デメリットには配線ケーブルを這わせる必要があることが挙げられます。蛸足配線になっていたり、ケーブルが損傷している場合はショートの危険があります。また、複数の電気機器を使用する場合は電力の配分を考慮する必要もあります。

2. 充電式バッテリー

充電式バッテリー

充電式のバッテリーから電力を供給する方法です。

配線の接続が必要なく、付近に電源が無いまたは使用できない場合でも電力供給が可能です。一般的な使用手順としては、以下のような方法となります。

  1. 看板から充電式バッテリーを取り外し、コンセントなどの電源に接続します
  2. バッテリーに電力を充電します
  3. 充電が完了したら、バッテリーを看板にセットして元通りに接続します

スマートフォンなどのモバイル充電器と同様の仕組みです。便利で使いやすい一方、充電の手間および時間が必要となる点がデメリットです。

3. 乾電池

乾電池

市販の乾電池を用いた電力供給方法です。

使い切りの電池(または二次電池などの充電池)を用いて看板を点灯させます。使用方法は、一般的な電池式の機器と変わりません。照明の消費電力や看板のサイズにも関係しますが、通常は2~30時間程度の連続点灯が可能です。日常的な使用が行われない臨時の看板や短期イベントといった単発的な用途に適しています。

デメリットは、電池切れが頻繁に起こることが挙げられます。催しの最中に電池切れが起こらないよう管理が必要です。また、都度電池交換をしなければならず手間と費用が掛かってしまいます。

内照式LED看板の設置事例紹介

内照式看板一覧

安全保安に関する看板、店舗の宣伝、ルームプレート、指示案内板、各種標識など、様々な用途にご利用いただいています。また、他にも仕様のカスタマイズや特注品の製造も承っています。ご要望などがありましたらお気軽にご相談ください。