表示面の内部にソーラーパネルを組み込んだ「独自の発電システムをもつ銘板」です。電源への接続を行うことなく、夜間のライトアップが可能となります。
電源が無い環境下であっても、取付け作業のみで「光る銘板」をご設置いただけます。
ソーラー銘板の機能
- 太陽光を受けて、銘板自体がエネルギーを生み出します
- 取り出し可能な電力として内部のバッテリーに蓄電します
- 日没後、照明を点灯することで銘板をライトアップします
単独で電力を賄い消費する、エネルギーの循環型供給システムを構築しています。
主な特徴とポイント
橋・トンネル
橋やトンネルの名称を示す銘板としてご活用いただけます。夜間においても橋やトンネルの名称を視認することが可能。地域の情報発信や利便性の向上に繋がります。
コードレスで機能するため、諸費用のかかる電気工事を削減できます。また、必要な電力は自ら生成するため、設置後のランニングコストもゼロ円に抑えられます。
公園
公園銘板とは、名称やマップといった案内を記した表示板(プレート)のことをいいます。独自発光の特徴を利用して、公園の名称、安全対策や利用の注意点などを伝達できます。
構造上、ソーラーパネルの受光面がむき出しになりません。これにより、公園の美しい景観を保護できます。また、再エネを用いた公園銘板は地域の環境性を向上する役割を担います。脱炭素化の取り組みにも貢献することができます。
企業・事務所
企業や会社の事務所、工場などでは、その名称を示す銘板が設置されます。会社の名称掲げることにより、取引先や荷物の配送といった来訪者に所在を示す役割を担います。
また、会社名の銘板は、企業としての信頼性やプロフェッショナルなイメージを構築するのに役立ちます。整った銘板は会社のステータスやブランディングにも良い影響を与えます。来訪者や通行人に良印象を与えるツールとして整備されることがあります。
学校
学校や幼稚園といった教育施設では、校舎の玄関口に「学校名称を記した館銘板(ネームプレート)」が掲げられます。
地域の教育機関は、公共性が高い存在です。住民や関係者の方々との協力によって、社会共同体の一員としての役割が求められます。そうした中で、信頼を得る目的においても建物の所在や名称を明確に表示することが必要となります。
銘板のデザインには「立体彫刻技術」を用いた彫刻加工を施しています。発光時、集光作用によって描かれたデザインが浮かび上がるように綺麗に輝きます。
観光用のプレート
観光資源などを表示するネームプレートをライトアップし、夜間帯の利用を促進します。観光地を華やかに彩り、訪れた方々に対してその土地への認識や理解を深めてもらう効果が期待できます。インバウンド政策が大きく進展している昨今、日本各地で観光事業に関する取り組みが強化されています。
日本では、多くの地域が豊かな自然や歴史名所、郷土文化といった固有の観光資源を有しています。各自治体や観光事業の運営者はそうした観光資源を上手くアピールすることで観光客およびリピーターの獲得を図っています。
各種施設
レジャー施設などにおけるネームプレート(案内板)として活躍します。牧場・登山コース・スキー場といった、電気工事が困難な広大な土地をもつ場所にもご導入いただけます。
夜間帯の使用を前提としている屋外施設では、照明を中心とした安全性・利便性を高めるための整備が必要となります。施設銘板や案内板もそのうちのひとつです。日没後においても位置や情報などを発信するツールとして活躍します。
高い利便性を保つためには、時間帯を問わずに正確な情報を利用者へ伝達することが求められます。
登山道や山間部
登山道では、電源確保の問題から街灯やライトが設置できないことが多々あります。この場合、日没後に周囲が暗闇になってしまいます。下山時刻が遅れると、視界の悪さから遭難事故に繋がりやすく大きな危険が伴います。
ソーラー銘板により、夜間帯でも緊急連絡先を記した案内看板やマップなどの情報を表示できます。効果的な情報提供や誘導案内の対策により、安全性を高められます。
植物名プレート
シンボルツリーの名称プレートから花壇装飾、街路樹の整備まで、幅広い用途に対応しています。植物の名前や知識を通して、街や公園を彩る自然についての理解および関心を高めます。取り付け作業だけの手軽さで、夜間における「明るい表示演出」の整備が可能となります。
また、蓄えた電力は、花壇に電子機器を使用する際の「電力供給源(※オプション)」としてもご活用いただけます。例えば、センサーを搭載して人通りに合わせて足元灯を照射したり、点滅効果で目立たせるといった利用方法が可能です。
その他の銘板の用途例
銘板は、情報を提供するために使用されるプレートです。上記の他にも、多くの場所や用途で使用されています。例えば、次のようなものが挙げられます。
建築物や施設の名称表示:ビルや施設の入口に取り付けられます。その建物の名称や住所、オーナーの情報などを示します。
案内標識:公共施設や観光地などで、方向や位置の案内として使われます。例えば、エレベーターの階数表示、トイレや非常口の案内などがあります。
記念銘板:歴史的な場所や建物に備え付ける形で設置されます。その歴史的な意義や建築の完成年月日、寄贈者などを記します。
機器の情報プレート:機械や設備に併設されます。製造元、型番、製造年月日、使用上の注意点などを示します。
安全標識:作業場や工場などで危険物の存在を知らせたり、注意喚起のために設置されます。作業員や訪問者の安全確保を図ります。
展示・説明用銘板:美術館や博物館、展示会などで用いられます。作品や展示品の名称、作成者、解説文などを提供します。
これらの用途に応じて、銘板は耐久性、見やすさ、適切なサイズやデザインが求められます。