ソーラーパネルを内蔵したマンション看板です。独立式の発電システムを備えており、夜間に明るくライトアップして表示することができます。以下のような特徴をもちます。
- 太陽光を受けることで自ら電力を生み出します
- 電気工事や配線設備の施工を行う必要がなく、お取付けのみでご導入いただけます
- ライトアップに関する電気代が0円となり、維持費の削減に繋がります
- マンションのエントランスを装飾する看板・ネームプレートとして役立ちます
このページでは、電源へ接続する必要がなく、設置するだけで夜間の照明点灯が可能なマンション看板について詳しくご紹介しています。
マンション看板とは
集合住宅の敷地内に設置される看板のことを指します。主に、以下のような情報を提供するために使われます。
物件名の表示：マンションの名称を表示します。建物の正面やエントランス付近に設置されます。住民や訪問者が建物を簡単に見つけられるようにします。
管理会社の連絡先：管理会社の連絡先や物件の所有者などの情報を記載する場合もあります。これにより、緊急時や問い合わせ時にすぐに連絡できるようになります。
住民向けの情報：住民に対する注意事項やお知らせを示す看板もあります。ゴミ出しの日程、共用部分の使用方法など、生活に関する重要な情報を伝える内容があります。
来客用の案内：来客や配達員向けの情報提供です。駐車場の位置やエントランスの場所、インターフォンの使用方法などを案内します。
こうした内容は、個別に表示されることもあれば複合的に組み合わされることもあります。通常、看板の目的やデザインに応じて内容が決定されます。
看板の素材
看板に用いられる素材は、デザイン、耐久性、コスト、設置環境などによって選ばれます。以下に、よく使用される素材とその特徴について説明します。
アルミニウム
軽量で耐久性が高く、腐食に強い素材です。屋内外問わず使用できますが、特に屋外看板に適しています。加工が容易で、さまざまな形状やサイズに対応が可能という特徴があります。
アクリル
透明度が高く、ガラスのような外観をもちます。アクリルはガラスよりも軽くて割れにくい素材です。光沢感があり、色の再現性も高くなっています。文字やロゴを彫刻したり、裏面から印刷したりすることもできます。また、耐候性が高く、長期間美しい外観を保てます。
ステンレス
常に耐久性が高く、錆びにくい素材です。強度があり豪華で洗練された外観を持ちます。高級感を演出できるため、特別な場所やブランドイメージを強調したい場合に適しています。
木材
自然素材で、温かみのある外観を持ちます。加工の種類が豊富であり、独特な質感を持つ看板を作成できます。視覚的に柔らかく、自然環境に調和するデザインに適しています。
マンション看板のデザイン性
物件のブランドイメージを向上させるためのデザインが工夫されます。マンションの雰囲気や地域の景観に調和するように設計されます。看板デザインの要素は様々ですが、以下のようなポイントが一般的です。
色とフォント
シンプルで落ち着いた色（黒、白、グレー、ブラウン）や、マンションの外壁や周囲の景観に合った色が選ばれがちです。高級感を持たせるためにゴールドやシルバーなどのメタリックカラーが使われることもあります。
文字は、読みやすさを重視しつつ、マンションのブランドやデザインコンセプトに合ったフォントが選ばれます。モダンなマンションでは直線的でシンプルなフォント。クラシックなマンションではエレガントなカーブを持つフォントが使用されます。
ロゴやシンボルの使用
マンションがブランド化されている場合や開発者が特定のロゴを持っている場合、そのロゴやシンボルがデザインに取り入れられます。これにより、マンションの独自性や高級感をアピールすることができます。ブランディングやイメージの育成にも効果的です。
照明効果
夜間にも見やすくするためには、照明が組み込まれた看板が用いられます。また、間接照明を使って看板を照らし出す方法もあります。エントランスを照らすことで、美観や安全性も高められます。
エコデザインやサステナビリティ
環境配慮型のマンションで多く採用されるデザインです。再生素材や省エネルギー照明を使ったサステナブルなデザインが取り入れられます。また、風雨や紫外線に強い素材やコーティングを施すこともあります。長期間にわたって美観を保ち、長く使用されます。
マンション看板の問題点
マンション看板に関連する問題や課題は、デザインや設置、運用に関わるさまざまな面で発生します。
特に問題視されるポイントは以下の通りです。
視認性の低下
看板の位置や高さが不適切な場合、通行人や自動車からの視認性が低い場合があります。また、看板の文字が小さすぎたり色のコントラストが不足していると、情報が伝わりにくくなります。
加えて、夜間の視認性も問題になりがちです。エントランスが暗いと日没後に見えづらくなります。マンションの名前や重要な情報が伝わらず、来訪者や新規入居者が混乱する恐れがあります。
老朽化やメンテナンス不足
長期間使用される看板は、風雨や紫外線などの影響で劣化しやすくなっています。色褪せや錆び、ひび割れなどが発生する恐れがあります。特に、メンテナンスが行き届いていない場合、看板の美観や機能が大きく損なわれてしまいます。
見栄えが悪くなることで、マンション全体のイメージが低下してしまいます。特に高級マンションの場合、ブランドイメージに悪影響を与えることもあります。
コストと予算管理の問題
高品質な素材やデザインを使用すると、看板の設置コストが高くなりがちです。また、設置後のメンテナンスや修理にも費用がかかるため、予算管理が重要です。予算内で最適な素材とデザインを選定し、将来的なメンテナンス費用も考慮に入れた計画を立てることが必要です。
ソーラー内蔵型のマンション看板
当社では、太陽電池による発電を活用した「ソーラー内蔵型のマンション看板」を取り扱っています。自ら生み出した電力で夜間に看板をライトアップする機能をもちます。
マンション看板のデザインは、レーザー彫刻による加工を施して表現します。表示面板の素材は透明度の高いアクリルです。文字やロゴなど、お客様のご要望に沿った製作（オーダーメイド）が可能です。繊細な加工が可能であり、彫刻ならではの柔らかく美しいタッチをアクリル板に表現します。
夜間になると、看板のデザインをLEDの光によってライトアップします。エッジライトからの照射を行うため、彫刻部分に光が反射し、文字やデザインが浮かび上がるように美しく輝きます。上品かつ高級感のある雰囲気を醸成することができる看板です。
また、この看板の主な特徴は、ソーラーパネルを内蔵化している点にあります。内蔵化というとあまりピンと来ない方も多いと思いますが、具体的には下記の動画のような構造です。
看板自体に発電機能を搭載
看板とソーラーパネルを一体化しているのには、いくつかの理由があります。
外部電源の排除
まず、外部電源への接続が不要となる点があります。これによりコードレス化を実現しており、電気工事なども不要となります。導入にあたり、コストと手間を大幅に削減することができます。
お取扱いの簡略性
従来、ソーラーパネルなどの外部発電機やバッテリーを備え付けるには、組立が必要となっていました。結果として業務の工数が多くなり、構造も複雑になってしまいます。当製品は全ての部材を一体的に構築しているため、通常の看板と同じようにお取り扱いいただけます。
設置の自由度向上
お取付けに関するスペースの縮小もメリットのひとつです。外付けとなる部材が無いため、省スペースでの設置が可能となります。これにより、壁面や支柱、フェンスなど多くの場所へのお取付けを実現しています。
外観性の向上
ソーラーパネルを一体化することで、シンプルかつコンパクトな外観を創り上げています。エクステリアや玄関口の景観を乱すことなく、シックな仕上がりでどこにでも調和する看板の外観となっています。
マンションの環境性を高める
再生可能エネルギーを用いた看板なので、環境性をPRするツールとしても役立ちます。
近年、ゼロエネルギーや脱炭素化を掲げたマンションは増加傾向にあります。マンション内の電力にクリーンエネルギーを用いていたり、建設においても二酸化炭素の削減を重視しているケースもあります。新しい価値をもつ集合住宅として、エコロジー意識の高いユーザーから注目を集めています。
ソーラー内蔵のマンション看板は、こうした取り組みを外部に発信する用途としてお使いいただけます。看板自体が再エネにより動作するエネルギーの地産地消を実現しています。脱炭素化の取り組みに貢献することができます。
マンション看板は建物のエクステリアなど目立ちやすい場所に設置されます。看板を通して建物の特徴や価値を表現し、ブランディングを補助します。
