表示面の内部にソーラーパネルを収納搭載した「発電機能をもつ看板」です。
配線を繋ぐ必要のないコードレス設計。屋外において、設置するだけで簡単にLED内照式看板をご導入いただけます。
視認性の高い内照式看板
内照式看板は、光が内部から外部に向かって発光する方式の看板のことです。
サイン内部にLEDや蛍光灯などの光源が配置されます。その光が透明な素材(通常はアクリルなど)を通して外部に向けて放射されます。表示面には看板のデザインが貼付けられており、全体が明るく照らされます。
夜間でも目立ちやすく、視認性が高い特徴があります。
外照式看板
外照式看板は、看板の外部に光源(スポットライト、投光器など)が取り付けられ、外部から表示面を照らします。両者の主な違いは、光源の配置と発光方法にあります。外照式の場合、光の当たり具合によって視認性が左右されます。内照式に比べて光が均一に広がりにくくなります。そのため、光ムラが生じてしまったり、表示内容に見づらい箇所ができてしまうデメリットがあります。
一方、光を通す必要がないためデザインや素材の自由度が高まります。安価な金属やプラスチックなどを使用することも可能で、費用を調整しやすい面があります。また、光の当て方で陰影が生じること自体をデザインとして捉えることもあります。
視認性を重視した設計
内照式看板は内部から表示面を照らし出す仕様です。それに対し、外照式看板は外部から光を当てることで表示面を照らします。これらはどちらが良い悪いという評価はなく、看板の設置場所や用途、見せ方などにより選定されます。
当製品は全体の視認性を重視した設計となっており、内照式の発光方法を採用しています。
ソーラーパネルを”内蔵化”した構造
看板にソーラーパネルを内蔵した独自の発電構造を備えています。
ソーラーパネル自体は表示面に隠れて見えない状態となっています。しかし、特殊な高透過特性をもつ印刷面板により、太陽光を受けて発電することができます。夜間には照明点灯によりデザインを照らし出します。これにより、昼夜を通した視認性の維持が可能です。
単独で電力を生成する機能には、以下のような特徴があります。
電源への接続による制限を受けない
通常、点灯式の看板を設置するには外部の電源が必要です。付近のコンセントへケーブルを接続する方法が一般的です。しかし、場合によってはコンセントが無かったり使用権限が無いなどの問題も見られます。特に、屋外においては工事が必要となるケースがあります。また、特殊な配線処理の手間が必要であったりと、何かと煩雑な処理が起きやすい部分です。
そうした中、当看板は電源問題を解決するためにソーラー発電を搭載しています。必要な分の電力を自ら生み出すため、電源への接続を行う必要がありません。また、電源フリーはコードレス仕様ということになり、以下のようなメリットが生まれます。
- 電気工事が不要となる
- 電気機器の設置や準備を省略できる
- 看板の設置において配線の距離制限がない
- 配線設備類のメンテナンスがいらない
各種コストの削減
太陽光発電は、コストカットの面でも強みがあります。
まず、上述したような電源の使用に関する整備を省略できます。特に、電気工事は費用が大きくなりがちな項目のひとつです。これを削減できれば、導入費用を大幅に縮小することが可能です。
また設置後の電気代もゼロにすることができます。太陽光発電は自然から電力を生成する再生可能エネルギーのひとつです。電力の生成にコストが発生しない点は大きなメリットです。ランニングコストを抑制することができ、長期的にみると1台あたり数万~数十万円以上の削減となります。
導入・維持の両面でコストカットに繋げられます。
環境問題への対策として
自然エネルギーの活用は、環境問題への対策として効果があります。
石油燃料を用いないので、電力の生成時に二酸化炭素といった温室効果ガスの発生を抑えられます。クリーンな発電方法であり、脱炭素化の取り組みを促進できます。
看板や標識などのサインはプロモーション面で象徴的な存在です。ここに環境性を付加することで、見る人への印象付けやブランディングにも役立ちます。企業のCSRや地域のクリーン開発といった取り組みと相性が良く、利便性の高いツールとなります。
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ソーラー式LED看板の用途
ソーラーパネルを内蔵したLED看板は、以下のような用途に適しています。