太陽光発電により得たエネルギーで夜間にライトアップを行う【内照式のホテル・旅館看板】です。看板自体が発電機能を備えており、太陽光を受けて電力を生成します。
看板の内部にソーラーパネルを収納した独自の発電構造をもちます。これにより、電気工事および配線設備が一切不要。取付け作業のみで簡単にご使用いただけます。宿泊施設のエントランス整備から各種案内まで幅広い場面で役立ちます。
ホテル看板とは
ホテル看板は、ホテルや旅館といった宿泊施設の建物や場所を示すために使用される看板です。
これらの看板は通常、建物の外側に掲示されます。訪問者に対して宿泊施設の存在や場所を知らせる役割を果たしています。内容としては、施設の名前やロゴ、キャッチコピーなどが記されます。また、設備として、営業中であることを示すライトなどを含むこともあります。
ホテル看板は視認性も重要です。そのため、夜間でも目立つようにデザインされることが一般的です。設置に関しては地域の法規制や建築基準にも準拠する必要があります。
看板の種類
ホテル看板には、以下のような種類の製品があります。
ファサードサイン：外壁やエントランスの目立つ位置に取り付けられる看板です。ホテルの名前やロゴを表示し、視認性が高く、訪問者に強い印象を与えます。ブランディングのために電飾などの装飾性をもたせることも多くみられます。
モニュメントサイン：建物の前や道路沿いに設置される独立型の看板です。ホテルの名前やロゴ、場所、方向などを示します。特に高級ホテルやリゾートホテルでよく使用され、ホテルのエントランス付近に設置されます。材質は石材や金属など、高級感を出すものが用いられます。
ポールサイン：高さのあるポールに設置された看板です。遠くからでも視認しやすいことが特徴です。施設の敷地内のほか、道案内や広告として用いられることもあります。
壁面看板：建物の壁に直接取り付けるタイプの看板です。ホテルの名前やロゴを表示することができるベーシックな表示板です。施設の案内やマップを示す用途としても用いられます。
上記の他にも、ホテル看板には様々な種類があります。看板をうまく使うことにより、ブランドイメージを強化し、訪問者に対してわかりやすい情報を提供できます。それぞれの看板のデザインや素材は、ホテルのコンセプトやターゲット層に合わせて選ばれます。
照明作用により装飾するホテル看板
ホテル看板における照明効果は、夜間や視認性の悪い環境で看板を際立たせるために重要です。効果的な照明を使用することで、看板のデザインや内容がより目立ちます。これにより、ホテルのブランディングや存在感を強調することができます。
ホテル看板に使われる主な照明効果の種類としては、以下のようなものが挙げられます。
バックライト：看板の裏側から光を当てる方法です。文字やロゴが浮き上がって見えるようにする照明効果です。光が均一に広がり、シルエットを美しく映すことができます。高級感があり、ホテルのファサードサインやモニュメントサインでよく使われます。
フロントライト：看板の前面から光を当てる照明方法です。照明器具を看板の周りに設置し、均等に光を当てることで、看板全体が明るく照らされます。屋外のポールサインや大きな看板に適しています。強い照明を使用することで遠くからでもはっきりと見えるようにできます。
エッジライト：看板の側辺から光を当てる方法です。表示板に彫刻やシールなどの加工を行い、側面から照らし出すことで、反射した光がデザインを映し出します。浮かび上がるような見え方であり、薄型の壁面看板などで用いられる手法のひとつです。当社の看板もエッジライトを採用しています。
※製品の詳細につきましては下記ページをご参照ください。
電源不要で明るく光るホテル看板
当社では、太陽光発電を用いたホテル看板の開発・製作を行っています。外部電源からの電力供給に依存せず、自らエネルギーを生成するという機能をもちます。具体的に、動画(上)のような動作を行います。
発電と発光のサイクル
機能のポイント
- 看板自体が独自にエネルギーの生成を行うシステムを備えています
- 生成した電力は内部のバッテリーに蓄電され、日々の照明における消費電力を賄います
- 悪天候日には蓄えたエネルギーを用いて照明を点灯します
- 一連の動作は全て自動化されています（人手による管理作業を行う必要がなくコスト削減にも貢献します）
- 電気工事や配線設備といった作業が不要となります
- 取付け作業のみで簡単にご導入いただけます
ソーラー搭載型ホテル看板の特徴
独自の発電と動作の自動化
コストの掛かる電気工事や面倒な申請手続きを省略することが可能です。導入費用を大幅に削減できます。管理面では、センサーおよびタイマーにより照明動作の切り替えを自動化できます。人手による管理を省いた「無人動作」を実現。ホテルや旅館の夜間装飾および利便性の向上に役立ちます。
お客様が安心して来館できる環境を整備
宿泊施設に訪れる来客者はその多くが土地勘に詳しくありません。そのため、案内を行う看板の設置が必要となります。ホテルや旅館の名称表示、マップ、誘導案内などに関する情報発信のツールとして宿泊施設内外に掲げられます。また、再生可能エネルギーを用いているため、環境への配慮といった面で好印象を与えることができます。看板という”見られる物”としての性格上、イメージアップを図る機会としても捉えられます。
ホテル看板の夜間対策
通常、日が暮れて周囲が暗くなると看板の機能は著しく低下してしまいます。日没後も看板を視認可能な状態に保つためには、外部照明の導入といった対策が必要となります。しかし、電気工事やコストの問題から対応が遅れているケースも少なくありません。デザインソーラーパネルは、太陽光発電によりこの問題の解決を図っています。
周囲の景観に配慮した外観性
太陽電池の受光面がむき出しにならず、意匠性を向上しています。一体的な構造によりスッキリとしたまとまりのある印象となっています。外観性に配慮しており、設置場所の景観を乱すことがありません。
