AED標識

ソーラー発電により、屋外・夜間でもAEDの場所を適切に示す案内標識です。

AEDとは「自動体外式除細動器」という救命装置のことを指します。

AED用の標識は、装置が設置されている場所や使用方法を示します。

AEDとは

AEDとは

AEDは、心臓が突然停止した際に使用される救命装置です。

心室細動や無脈性心室頻拍といった不整脈を電気ショックで正常なリズムに戻す役割があります。

AEDは、専門的な医療知識や訓練がなくても使えるように設計されています。実際に、心停止の緊急事態ではAEDを使って迅速に対応することが重要です。迅速な救助により、命が助かったケースは数多く挙げられています。

AEDが設置される場所

心停止などの緊急事態に迅速に対応できるよう、AEDは様々な場所に設置されています。

例えば、以下のようなケースがあります。

  • 公共施設:市役所、区役所、警察署、消防署などの行政施設
  • 交通機関:駅や空港、バスターミナル、フェリーターミナルなど(プラットフォームや改札付近、待合室などに配置)
  • 商業施設:型ショッピングモール、デパート、スーパーマーケットなど(インフォメーションセンターや入口付近、エレベーター付近)
  • スポーツ施設:体育館、プール、ジム、スタジアムなど、スポーツや運動が行われる場所(特に、心停止のリスクが高まる激しい運動が行われる施設)
  • 学校・教育施設:小学校、中学校、高校、大学などの教育機関

その他、高層ビルや宿泊施設など人が多く集まる場所を中心にAEDが設置されています。これらの施設では、AEDの設置場所がわかりやすいように専用の標識が掲示されています。

AED標識

AED標識

救急時、迅速にAEDを見つけられるようにするための専用標識です。明確で分かりやすいデザインとなっています

一般的には、赤十字やハートの形をした図柄に「AED」という文字が入っています。緑色や赤色の背景に白文字で表示されることが多くみられます。また、JIS規格や国際標準化されたデザインが用いられている場合もあります。

標識設置の効果

AED標識は、緊急時にAEDの場所を速やかに見つけるために役立ちます。

心停止が発生した際、初期対応が遅れると生存率が大幅に低下します。そのため、AEDの位置を明確に示す表示が必要となってきます。

また、標識が目立つ場所に設置されていることで、普段から人々にAEDの存在を意識させる効果もあります。日常的にAEDの存在を認識しておくことで、緊急時にも対応しやすくなります。AEDの普及活動の一環としても標識が役立っています。

AEDの問題点について

AEDは救命のために非常に有効な機器ですが、いくつかの問題点や課題も存在します。

以下に主な問題点をご紹介します。

設置場所の認知不足

AEDが設置されている場所がわかりにくい、もしくは周知されていないケースがみられます。設置されていてもその存在や位置を知らないと緊急時に適切に使用できません。特に、観光客やビジターにとってはAED設置情報が把握しづらいことがあります。

屋外での見つけづらさ

AEDは主に人通りの多い大規模施設を中心に設置されます。屋外においても、公園やパーキングエリア、大規模施設周辺などに設置されていることがありますが、見つけ難さが問題です。営業時間外になると建物の出入り口が閉まるため、屋内のAEDが使用できないといった問題が発生することもあります。

メンテナンスの問題

AEDは定期的なメンテナンスが必要です。バッテリーや電極パッドの交換、機器の点検などが適切に行われていないと、いざ使用する際に動作しない可能性があります。設置者が定期的なチェックを怠ると、AEDが故障していることに気付かない恐れもあります。

ソーラー電源を備えたAED標識

ソーラー電源を備えたAED標識

当社では、ソーラー発電による独立電源を備えたAED用標識を開発しています。

屋外におけるAEDの早期発見および迅速な使用に繋げるため、以下のような機能を搭載しています。

ソーラーパネルを搭載

ソーラーパネルを搭載

ソーラーパネルを搭載

発電&発光の機能

標識とソーラーパネルを一体化した構造となっています。厚みは約40mmの薄型となっており、通常の標識と同じようにお取り扱いいただけます。組立や取り外しの必要がなく、運搬や設置作業を簡略化しています。

夜間照明

夜間照明

日没後に照明を点灯し、標識を明るく照らします。ライトアップにより視認性を向上し、AEDの所在を広くアピールすることができます。通常の標識は点灯作用が無く、夜間における視認性が低くなりがちでした。心停止の危険は時間を問わずに存在するため、夜間帯における活用にも目を向けています。

動作の自動化

動作の自動化

照明の点灯/消灯動作は全て自動化されています。日没を検出するセンサーにより、周囲が暗くなると点灯を開始。その後、設定時間を経過すると自動的に消灯します。人手を介した作業や操作が必要なく、管理の工程を省くことができます。

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