防犯カメラ標識
太陽光発電を利用して電力を供給する「LED内照式の防犯カメラ標識」です。
- 公共の場所や個人の所有地に設置されている”防犯カメラ”の存在を知らせるための標識です
- 犯罪の抑止力としての役割を果たし、個人のプライバシー保護や周知を目的としています
防犯カメラ標識の主な特徴
標識の主な設置目的として、犯罪の抑止とプライバシーの保護が挙げられます。
犯罪の抑止
防犯カメラは犯罪や不正行為の防止および監視を目的に設置されます。特定のエリアや場所を撮影・録画するためのカメラシステムです。証拠収集の収集はもちろんこと、カメラが存在していること自体が犯罪の抑止効果を生み出します。
防犯カメラ標識は、カメラが付近に設置されていることを示し、犯罪行為に対する警告を行います。防犯カメラ単体ではその存在が気付かれない可能性がありますが、標識とセットで設置することにより、セキュリティをアピールできます。
プライバシーの保護
公共の場所に監視カメラが設置されている場合、撮影されたデータや内容を誰がどのように管理しているのか気になる方も多いと思います。一般の方が撮影されるため、プライバシーの扱いが重要な点となります。
そうした中、標識により人々にカメラの存在を知らせることができます。誰が何のために撮影を行っているのか、データはどのように管理されるのか、そうした情報の発信を行います。
法律と規制
日本では、防犯カメラの設置に関して、プライバシー保護や個人情報保護法に基づいた規制が存在します。具体的には、第三者に対して適切な告知を行う義務が発生する場合があります。
防犯カメラを公共の場所に設置する際は、告知用の標識とセットでの導入を行うケースが多くなっています。
防犯カメラ標識の詳細
デザイン内容
標識のデザイン内容には、厳密な規格や規制などはありません。
一般的には、内容を分かり易くするために防犯カメラのシンボルやアイコンが描かれます。また、「防犯カメラ作動中」や「このエリアは録画されています」といった明示的な文言が含まれます。
テキストによるメッセージを記す場合、英語でのフォローを入れることも一般的となっています。これにより、外国人に対する警告にもなります。
このように、標識を一目見ただけでどのような情報なのかを把握できるよう工夫がなされています。更に視認性を高めるため、黄色や赤色を基調とした警告色が使用されることもあります。
設置場所について
防犯カメラは、駅、商業施設、駐車場、公園などの公共の設置場所に多く設置されています。また、貴重品が保管されている会社やオフィスの入り口、倉庫や資材置き場にも導入されることが増えています。
その他にも、個人宅の防犯性を高めるため、住宅や敷地の境界線に設置されることもあります。
防犯カメラ標識は、カメラに付随して設置されます。例えば、カメラと同じ支柱に共架され、警告力を強めることがあります。他にも、立て看板やステッカーなどが利用される場合もあります。
防犯カメラ標識の視認性と課題点
視認性とは、対象物や情報が視覚的にどれだけ容易に認識できるか、またその認識が妨げられる状況を指します。
特に、防犯カメラや防犯カメラ標識など、公共の安全に関わる要素においては、視認性が重要な要素となります。視認性の問題が発生する場合、カメラや標識が意図された効果を十分に発揮できないことがあります。
視認性の問題が発生する主な要因には、以下のようなものがあります。
照明の不足
夜間や暗い場所では、防犯カメラや標識の視認性が低下してしまいます。
周囲に街灯などが無い場合は特に見え難く、抑止効果が顕著に低下します。犯罪行為の中には、夜間～深夜帯に発生しやすい空き巣や盗難などがあります。こうした犯罪に対し、監視カメラの抑止効果が弱まってしまうことは致命的だといえます。
この問題を解決するには、夜間対策として照明や点灯式の標識が必要となります。この対策も、付近に使用可能な電源などが備わっていれば問題ありませんが、導入環境によっては大きなコストが発生する可能性もあり、代替案が求められます。
不適切な表示内容
標識のデザイン自体が視認性に影響を与えることもあります。
例えば、標識の文字が小さすぎる、色のコントラストが弱い、あるいは複雑なデザインが施されている、などが原因となり標識の内容が読みづらくなります。
他にも、標識が周囲の環境に紛れ込んでしまうと、視認性が悪くなります。例えば、都市部の派手な看板や広告、色とりどりのデザインに囲まれた環境では、標識が目立ちにくくなることがあります。
ソーラー発電による問題解決
発電＆発光の機能
当社では、ソーラーパネルによる独立発電を用いて、上記の問題を解決する標識を開発しました。
ソーラー式の防犯カメラ標識は、コードレスでの点灯が可能です。以下のようなメリットがあります。
- 電源への接続をカットしており、外部電源からの電力供給が不要です
- 設置するだけで点灯式の標識を導入いただける手軽さがあります
- 日々の電気代がゼロ円であり、維持費用を抑えることができます
ソーラー式LED標識の主な特徴は以下の通りです。
夜間の点灯表示
独自の発電により電力供給を行い、日没後の視認性（標識の表示機能）を引き上げています。夜間においても防犯カメラ標識を可視できる状態にし、犯罪の抑止効果を向上します。
導入、維持費用の削減
電気工事をスキップすることにより、導入時のイニシャルコストを削減しています。また、日々の電気代もゼロ円となるため、ランニングコストも最小限に抑えることができます。
無人での管理が可能
標識照明の管理は全て自動化しています。センサーにより日没を検出して点灯し、設定時間が経過すると消灯します。動作の自動化により、人手による管理作業を減らしています。
取付けの自由度を向上
コードレス化により、標識の取付け方法を多様化しています。専用の治具を用いることで、壁面、支柱（既存支柱）、フェンスなど様々な場所へお取付けいただけます。防犯カメラ標識は、視認の機会を高めるために設置場所が重要となってきます。適切な場所へ取り付けることで標識の機能を向上することが可能です。
ソーラー標識の用途例
※製品の設置事例は「導入実績」をご参照ください
メニュー
ソーラー標識・看板の製品種類
ご導入のサポート情報
※その他の情報は「ご導入サポート一覧」をご覧ください